このときの内閣は、山本権兵衛内閣です。
山本総理は震災の翌々日に「公式発表」を行っています。
「不逞な朝鮮人については、
 三々五々群を為して放火を遂行、
 また未遂の事実があるが、
 既に軍隊の警備が完成に近づきつつあり。
 国民のみなさんは、恐れないでください。」
これが「公式」に行なわれた発表です。
在日不逞朝鮮人たちによる、略奪や暴行、放火は「事実だった」ということです。

最近では関東大震災において「朝鮮人による凶行はデマであった」という風説がまかり通っています。
けれどそれがデマでなかった証拠には、
「警視庁、不逞鮮人暴動を沈静化」
「不逞ではない朝鮮人保護のため、
 警視庁は取締りを完全に遂行せよとの急告通達を出した」
(大阪毎日新聞)などの報道があります。
実際に軍も警察も暴動の鎮圧に乗り出しているのです。