津幡町牛首の飲食店「大滝観光流しそうめん」で8月に発生した食中毒の患者が892人に上ることが5日、分かった。石川県内で発生した食中毒の患者数では平成以降で最多。患者は18都府県に渡り、盆時期の帰省客が多かったことが患者数増加の要因とみられる。一部は入院したが、いずれも回復した。県は「適正な衛生管理の徹底を指導していく」としている。

 県によると、患者は422グループの1歳〜80代で、8月11〜17日に店を利用した。いずれも発熱や嘔吐、腹痛などの症状を訴え、22人が一時入院した。これまで計1298人から相談を受け、県が症状や状況を確認して患者数を確定した。

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