Record China 2023年10月19日(木) 17時0分

サッカー日本代表の好調ぶりに中国が注目している。日本は17日にホームで行われたチュニジアとの試合に2-0で勝利。
これで国際親善は6連勝、1試合平均得点は4点となり、強さを示している。

中国のポータルサイト・百度(バイドゥ)には18日、「日本サッカーは世界一流に到達したのか」とのコラムが掲載された。

同コラムは「日本は直近の6試合で4つの地域(北中米、南米、欧州、アフリカ)のチームと対戦し、いずれも勝利を収めた」と指摘。
「アジアサッカー連盟(AFC)が最近発表した代表チームの市場価値の合計では、日本が2億3600万ユーロでトップ。
韓国は1億8000万ユーロ、イランやオーストラリアなどは5000万ユーロにも満たなかった」とした。

そして、「韓国は日本と大差ないように思われるかもしれないが、市場価値の大部分が
ソン・フンミン、キム・ミンジェ、イ・ガンイン、ファン・ヒチャンの4選手によるもので、まったくもって日本に対抗しうるものではない」とし、
「市場価値、コンディション、戦術レベルのいずれからも、日本は現在、間違いなくアジアナンバーワンだ」とたたえた。

また、カタールワールドカップ(W杯)からディフェンスラインが若く実力のある選手たちに一新され、
特に冨安健洋と板倉滉のセンターバックの安心感が絶大であること、W杯でスーパーサブ的に起用されていた三笘薫が
その変幻自在のドリブルを武器に今やブライトンで欠かせない中心選手になったこと、
久保建英がレアル・ソシエダで自由を与えられ好調を維持していること、
こうした選手らのパフォーマンスが日本代表に還元されていることを説明した。

その上で、2006年ドイツW杯では中田英寿や中村俊輔、小野伸二らタレントを擁していたものの、
「サイドを突破できる選手が乏しかった」「フィジカル面でやや見劣りした」「弱い相手に引かれた時の崩しのパターンが少なかった」
などの弱点があったとする一方、
「森保一監督が戦術を多様に成熟させたことに加え、各ポジションにタレントが揃い、
若手から中堅までバランスが取れたチーム構成が出来上がり、高齢化していく主力に実力で劣らない若手が次々と現れている」
と説明。「26年のW杯は本当にベスト8の壁を打ち破ることができるかもしれない」と結んだ。

中国のサッカーファンからは
「レべチ(レベルが違う)すぎてうらやましさすら感じない」
「アルゼンチンやフランスを除いて、日本に勝ちが見込めるチームはないのでは?」
「日本は一流の中間ぐらいに位置している。もしソン・フンミンのようなフォワードがいればさらに上に行ける」
「以前、日本がW杯優勝を目標に掲げた時にはみんな笑ったが今では笑えなくなった。
日本の良い発展が続けばW杯で優勝しても全く意外ではない」
との声が上がった。

また、
「最も日本に感服する点は、何においてもアジアや黄色人種における開拓者だったこと。どこかの大国(中国を指す)は
負けるとすぐに人種がどうだとかDNAがどうだとか言い出す」
「日本人のサッカー育成システムはアジアで間違いなく一流!われわれ中国は人材や資源、待遇で彼らを大きく上回っているのに、
なぜかいつも笑いの種になる」
との声も寄せられている。(翻訳・編集/北田)

https://www.recordchina.co.jp/b922307-s25-c50-d0052.html

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