本国ではそれなりの教育を受けていた男は、 店に入ると店主に言った。
「ご主人、肉を200g売ってくれませんか?」
店主はその言葉を聴いて、じろりと彼を見て、そして言った。
「あんた、朝鮮人だね」
男は驚き、その日から寸暇を惜しんで日本語を勉強した。
1年後、男はファッション誌を見て衣服を整えて、あの店へと向かった。
男はなめらかに、そして完璧な発音で言った。
「ご主人、肉を200g売ってくれませんか?」
店主はその言葉を聴いて、上から下まで彼を見て、そして言った。
「あんた、朝鮮人だね」
男は驚き、店主に尋ねた。
「なぜ私が朝鮮人と判ったのですか?私になにかおかしな点があったのですか?」

「あんたの発音は完璧だよ、どこから見ても日本人だしね。 でもね、ここはペットショップなんだよ。」