>>619
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「戦闘は金城付近(鉄の三角地帯とパンチボールの中間)すなわち韓国第2軍団の支配地域で開始された。そこは国連軍の戦線が、北漢江の両岸に沿って北方に張り出していた。大隊ないし連隊規模の兵力で、良く相互に連絡をとりながら、中国軍は最初、その河の東岸沿いに韓国第5師団が守っていた陣地を攻撃した。彼等は直ぐに、韓国軍をその主要抵抗線から半マイル南までに後退させた。戦線を復旧するための韓国軍の反撃は失敗し、中国軍は翌日も攻撃を続け、その後5日間のうちに、韓国軍をその最初の位置から3マイル南まで後退させた」

「この攻撃は本来ならたやすく食い止められることができたであろうが、韓国第5師団の撤退に続く、韓国第8師団の後退によって、第10軍団の左翼は危険にさらされ、その地域ではわずかの後退を余儀なくされた。」



マシュー・リッジウェイ(国連軍総司令官)