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救出される直前の飼い猫「猫?」(読者提供)

(花蓮中央社)東部海域で3日に発生した地震で大きく傾いた東部・花蓮県花蓮市の「天王星ビル」。
ビルの解体工事が続く13日の午後2時ごろ、内部に取り残されていた住民の飼い猫1匹が救出された。

救助されたのは猫の「猫?」。飼い主の女性、康さん(33)が地震の発生後、一度避難するもペットを助けようとビルに戻った。
余震で倒れた梁(はり)の下敷きになり命を落とした。

「猫?」は当初、死亡したとみられていたが9日に生存が確認された。
搬送先の動物病院によると、目立った外傷がなく脈拍や呼吸などのバイタルサイン(生命兆候)も安定しているという。

天王星ビルでは、飼い猫の発見や救出が相次いでいる。「猫?」の他に「橘子」と「妹妹」の2匹が9日までに助かった。

(張祈/編集:羅友辰)

https://youtu.be/Txh6e8_ACkc

2024/04/13 20:14
https://japan.focustaiwan.tw/society/202404130005

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