バンナム、スマホゲームの「有料くじ」に誤表示

 バンダイナムコエンターテインメントは15日、配信しているスマートフォン(スマホ)向けゲームで「ガチャ」と呼ばれる有料の電子くじに誤表示があったと発表した。
消費者庁は状況を把握していないと示したうえで、「表示されたものと提供されたものに明らかな差がある場合、景品表示法に触れる可能性がある」とコメントした。

 ゲーム会社のアカツキが開発し、バンダイナムコが配信する「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」で起きた。一部の利用者にガチャで出ないキャラクターが出現すると表示された。
バンダイナムコは誤表示があったことを認め、「プログラムの不具合が原因」と説明した。

 14日午後10時にゲームのシステムを更新した。そのときにガチャの「出現キャラ一覧」「出現キャラ提供割合」が正しく表示されなかった。アカツキは15日午前1時にガチャを停止。システムを修正し、午前7時すぎに再開した。