スクエニHD、20年3月期の営業益を240億円→327億円に大幅上方修正

スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>は、本日(5月11日)、2020年3月期の連結の利益予想を大幅に上方修正した。
営業利益を240億円から327億円、経常利益を240億円から320億円、最終利益を168億円から213億円にそれぞれ引き上げた。
従来予想からの修正率は、営業利益が36.3%増、経常利益が33.3%増、最終利益が26.8%増となる。

同社では、『ファイナルファンタジーXIV』拡張パッケージ販売と課金会員者数増による貢献利益、『ドラゴンクエストウォーク』の好調、出版事業におけるマンガアプリ「マンガ UP!」や電子書籍等のデジタル媒体での販売増加などを主な要因としてあげている。

ただし、売上高については2700億円から2605億円に引き下げた。『ファイナルファンタジー VII リメイク』の販売時期を2021年3月期に延期したため、としている。修正率は3.5%の減少となる。