>>484
1970年頃の価格はちょっとわからないな。
第二次世界大戦終戦後間もなく登場した三菱電機のP-610の前身のフルレンジスピーカーは、もともと大量に残された陸軍向け爆雷用のOP磁石(フェライト磁石の一種)を利用するためだった。
しかし後継のP-610で磁石はアルニコに変わり、さらに後継のP-610A/Bも磁石はアルニコだった。
その後コバルトが高騰し、アルニコ磁石だけで赤字といわれるようになってもP-610A/Bは売り続けられていたが、ついに1983年、新設計で磁石をフェライト化したP-610FA/FBとそのアルニコ磁石版P-610DA/DBが発売された。
当時P-610FA/FBは3980円、P-610DA/DBは6500円だったらしい。