一部のメーカーさんはES9038PROよりも1/4にスケールダウンした
ES9028PROの方が結果が良いと言われてるようですが、
ある意味正しいんだろうと思います。
ES9038PROは超強力電源&アナログ回路(更に言うと抵抗IV&無帰還アンプ)が
与えられて初めて真価を発揮する(と私は思う)からです。
通常の電源&オペアンプICなら、9028の方がバランスが取れるだろうことは想像できます。

可聴帯域外に一定量のノイズが出るのは確かで、
静特性は目を覆わんばかりの悲惨さです。
なのに、何故これが自然で歪感の少ない音に聞こえるのか?
私は人の聴感の秘密がそこにあると直感しました。

静特性(正弦波の美しさ)を重視すべきなのか、
動特性(インパル波形の美しさ)を重視すべきなのか。

まあ何はともあれエリアシングの検証が必要です。