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ルドルフ・シュ夕イナーと人智学31
0411gzmLJcU8f10p ◆gzmLJcU8f10p
垢版 |
2024/04/08(月) 15:07:48.810
ユングもまた、ゲーテがそこから「個人宗教」を作り上げた同じ霊的根本水流から、イメージを汲み取っていた。
(…)
ずっと年とってから、ユングはこれらのイメージを理解するのに役立ってくれた歴史的伝統、つまり錬金術とヘルメス哲学とを発見した。
けれども長らく、霊視された象徴を、彼は誰にも打ち明けようとは敢てしなかった。
それは霊的に円熟しつつある彼の孤独な秘密だったのである。
ゲーテは芸術家だったから、自分の錬金術的個人宗教の領域を嘲笑する多数者に漏らすことをせずに、
象徴のヴェールをかぶせて作品中に「秘める」ことができた。
自分を学問世界に属する思考型の人間だと感じていたユングにとって、
自分の内奥のこの確信を伝達するための形式を見出すことは、もっと困難だった。
(…)
昔の錬金術士たちを発見した後で、やっと彼は、
自分のもっとも個人的な体験や確信を西洋の歴史的伝統と結びつけて表現し、
伝達することのできる形式を発見したのである。
(マリー=ルイズ・フォン・フランツ「ユング 現代の神話」)

ユングについて語ったこの箇所はフォン・フランツについても言えるんだよね
ユングのみならずフォン・フランツ自身についても、他の著書では見ないほどラディカルに語られている、
人智学とユング心理学が交差するこの重要な本を、高橋氏が何十年も前に翻訳されていたことに驚く
0412gzmLJcU8f10p ◆gzmLJcU8f10p
垢版 |
2024/05/03(金) 22:57:25.720
「自己実現」は進行的なプロセス
https://writening.net/page?gWwDpB

あまりにも自己啓発的になってしまった「自己実現」という言葉について。
きっと98%の人が、「自己実現」という言葉を自己啓発的なコンテキストで解釈してしまうだろう
それは日本で「宗教」がそうであるのと同じで。
ほとんどの人の目に最初に触れるものがほぼ偽物という問題。
0413考える名無しさん
垢版 |
2024/05/03(金) 23:34:47.490
目に見えるものが偽物に見える気持ちよく分かる
そんな俺は最近仏教学ばせて貰ってる
俺に必要だったのは哲学や心理学ではなく生き方を解く仏教だったよ
生贄や争いを好む唯一神もなく自我すら否定するブッダの教えに巡り会えたのは俺にとって有り難いことだった
0414gzmLJcU8f10p ◆gzmLJcU8f10p
垢版 |
2024/05/05(日) 15:35:28.330
「自己実現」の発祥と変遷
https://writening.net/page?adQLnb

「自己実現/自我実現(self-realization)」という言葉はユングの発案ではなく、トーマス=ヒル=グリーンの言葉だったと知る。
しかしグリーンはユングよりも一層ラディカルで、グリーンの「自己実現」は内なる神の意志の実現を意味していたらしい。
容易に無視できるほど、そして一心に耳を澄ませなければ聴き取れないくらい、小さくか細い声で、
しかし決して諦めることなく、真なることを語り続ける内なる存在を、
前提するか否か、というのは決定的な問題で。
「自己実現」を、今広く考えられているように、「顕在意識のレベルで、なりたい自分になること」
とするならば、それは黒魔術とあんまり変わらないんだよね。
0415考える名無しさん
垢版 |
2024/05/05(日) 21:33:12.030
ここじゃなくてnoteか何かにまとめてくれんか
ここに書き込むのはもったいない気がする
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