1BFU ★2021/04/06(火) 20:40:36.01ID:rfCkcW059
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中国地方で唯一残るストリップ劇場「広島第一劇場」(中区)が、5月20日の公演を最後に閉館し、46年の歴史に幕を閉じることになった。劇場は解体され、跡地にはホテルができる予定という。
借りていた建物の契約を延長してもらいながら続けてきた2代目社長の福尾禎隆さん(69)は6日、劇場で記者会見し「じくじたる思いで寂しいが、ここまで続けられたのが奇跡だった」と語った。

 1975年開館。兵庫県出身の福尾さんは25歳でストリップの世界に飛び込み、32歳で初代社長に見いだされて後を継いだ。
当時は全国に約200軒の劇場があり、85年ごろには広島県内には4軒あった。
しかし、娯楽が多様化して数は減り、現在は全国でも約20軒しか残っておらず、中国地方では第一劇場のみとなっていた。

 ここ数年は、賃貸契約の期限が迫るたびに閉館の危機に追い込まれながらも、家主に延長を掛け合ってきた。
建物の老朽化もあって2016年には一時店を閉めざるを得なかったが、常連客が全国から500人の署名を集めて閉館を免れた。
19年7月には第一劇場を舞台とした映画「彼女は夢で踊る」が公開され、女性客も増加。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、20年4月から2カ月は休館したものの、その後は無休で営業してきたが「家主に何度もわがままを聞いてもらってきたが、もう限界」と今年2月に閉館を決断した。

常連客や踊り子からは存続を望む声が強いというが、福尾社長は「閉館前に劇場を訪れ、ストリップの魅力に触れてもらえたら」と願う。最終公演2日後の5月22日には記念イベントを開く予定。