>5Gの開始が間近に迫っていながら、4Gの進化にも力を入れているのには理由がある5Gは、現行の4Gとともに利用される前提となっており、5Gの開始後も当面、4Gが“大黒柱”を担い続けるからだ。

モバイルキャリア各社は、5Gの開始と同時に、日本全国で一斉に5Gを展開するわけではない5Gの需要があるところから、5Gサービスを開始していく計画だ。

また、5G基地局があっても、そのエリアカバレッジは必ずしも広くない。
5G用に割り当てられる周波数帯は、4Gよりも高い周波数帯であり、遠くまで電波が届きにくい性質があるからだ。面的というより、スポット的なエリアカバレッジとなる。