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LGがスマホ事業を撤退。技術流出懸念で部門売却せず、解体へ。
http://setusoku.com/mobile/177518/

あの日本を苦しめた韓国半導体・家電・液晶パネルメーカーのLGが、
今度は中国勢の追い上げをくらい、スマートフォン事業から撤退することを発表しました。

>LG電子は北米や中南米、韓国中心に世界でスマホを販売。
>2020年12月期の販売台数は約2500万台で、
>売上高は5兆2171億ウォン(約5100億円)、
>営業損益は8412億ウォンの赤字だった。
>赤字は15年から6期連続で、この期間の累積赤字は5000億円規模に膨らんでいた。

なお、当初は外国企業に売却の交渉を行ったものの、LGが保有するAI関連や自動走行などの
特許技術に強烈な関心を示したことから、技術を自社で保有し、将来の産業に備える目的で
売却を断念し、従業員3700人は家電部門などに配置転換することで対応するそうな。

LG製品のNexus5あたりは結構出来栄えが良かったと記憶していますが、
Galaxyのようにハイエンド価格帯を維持するだけのブランドもなく、中国勢にコスパで負け、
ワールドワイドで利益が取れなくなって敗退、とのこと。

時代の移り変わりはなんと激しいことか。

という訳で、これからLG製スマートフォンを買おうと思っていた人は、少し考えたほうが良いかも。
ファームウェアのバージョンアップは来ないでしょうし、ぶっ壊れた時のサポートも
不透明感が増しています。