結果、本来5人で歌う低音から高音までを文字通りひとりでいく声ワザに大喝采が送られたのだった。「宝塚からはたくさんの教えをもらった」と、舞台「オーシャンズ11」からのナンバー「愛した日々に偽りは無い」も。
ダニー・オーシャンという役ではなく柚希礼音としてこの歌と向き合う感慨を、当時からのファンはきっと一緒に分かち合ったことだろう。

「退団後、悩んだり立ち止まったりしたときに作詞した」という「希望の空」からは、まさに現在進行形の柚希礼音を思いっきり奏でるコーナーとなった。