柚希を筆頭に初心者の多かったコットンクラブは、これで一気にリラックスムードに。続いたのは、柚希が「大好き」な平井堅の2曲だった。
「世界で一番君が好き?」では、軽やかなジャズビートに乗ってバイオリンと会話するように歌う。本格的なバラード「いつか離れる日が来ても」では、間奏でただ佇む姿にも物語が見えるよう。全身で表現者なのだとあらためて思う。

「今、料理にハマッてます」というMCには、昔からの女性ファンがどよめいた。「氷を入れるご飯の炊き方」話でしばし笑いも誘ったが、「挑戦しようと思って選んだ」というゴスペラーズの「ひとり」を披露する場面では、一転緊張した面持ちに。