これまでは視聴者や配信者自身が通報し、運営側の監視チームが削除する流れだった。同社は「不快なコメントを、ライバーや別の視聴者が目にする機会を大幅に軽減できる」としている。

 同社の開発チームは「コンテンツモデレーションの世界では、英語や中国語に対しての研究はされているものの、日本語での研究はほとんどないのが実態だった」と説明。AIが悪質コメントを事前に察知し、投稿前に削除する機能は、日本初(同社調べ)といい、特許を出願中。

 同社は「最終的には『SHOWROOM』内で、 悪質コメントの100%排除に限りなく近くなることを目指す」とコメントしている。