どういう傾向で集めるかによるけどね
年代や製造地、メーカーを気にせず見た目だけで集めると飾るだけで吸えたもんじゃないパイプはどんどん増えていくだろう

現在生産されているものについて言えば
味と工作精度で安定妥当だと考えられている価格帯は100$〜300$ぐらいかと思う、ある程度「はずす」リスク込みでね
メーカーによるので正確なことは言えないが、このレンジの製品でも体感で言えば7割当たれば優秀な方だと思う
これ以下は基本バクチになっちゃうけど勿論良心的なメーカーも存在するのでそれ以下を買うときは下調べされたし
更に上に行くとなると味よりは木目やデザイン、工房や作家ブランドに金を払う傾向がかなり強まると見ておいてよい
1000$払ったけど味はぱっとしない、なんてことも全然あるよ

味の探求者達は概ね先ほど述べた素材の下処理である「キュアリング」に対する意識が高まり
かなりざっくりな区分で言えば1980年以前のイギリス製パイプをひたすら漁ることになる
この時代に当たり前に出せていた味を現代において出せるメーカーがほぼ残っていないから、ということだけど
特定のメーカーや年代にしぼれば今の新品買うよりはよっぽど低コストでよっぽど当たるし
この時代のアタリは今の時代のアタリとは比べようも無く美味いのでお熱な人は沢山居る
勿論中古品を購入するという別のリスクはあるけどね、臭いパイプの話がすぐ前に出てたけど
傷だらけとか歯型とか、外面いいけどチャンバーの中は焦げまくってて削ったらほとんとブライヤー残らなかったとか
逆に10ドル程度で手に入れたパイプがガチの一軍だったりもするよ

長々書いたけど情報戦だよ情報戦
メーカーの傾向、中古のコンディション、年代の特定法など勉強すれば当たる確率は飛躍的に上がる