小学校高学年の頃から知的サロンめいたつきあいが親類にあって、宮台の本を読んでいた北条かや。
彼女は、後に大型の新人ライター、ロスジェネ女性の代弁者、学者色の強い評論家、ルックスも良い才色兼備としてデビューした。
経歴的には上野千鶴子と中村うさぎを足して2で割るポジションとして、マーケティング的な分かりやすさもある。
でも、今では自殺騒ぎを起こして警察に通報されたり、整形、パパ活と病的なのがウリの仕事と生活だ。
世間知らずで無責任・無神経の宮台の世界観が、まだ9つか10だった彼女の何か大切なものを破壊したのだと思う。