(2)どの部分に盗用の疑いがあるのか
「赤木薬文化記事」の内容を見ると、同記事の最後に引用を明記してある読売新聞記事の引用から始まり、
同じく引用を明記したJ-CAST記事の「電話販売主体の伝承薬業者がピンチ」「伝統文化がなくなる」等の問題提議
を敷衍したり言い換えたりした内容が主体となっている。
 ●「赤木薬文化記事」構成
  1.読売新聞記事より薬事法改正の件の概要を引用。
  2.J-CAST記事を引用。ただし、文中の「伝承薬」が「和漢薬」に言い換えられている。
  3.引用したJ-CAST記事に「大手製薬メーカーの作った箱入り市販薬ばかりが」という大企業憎しの赤木氏らしい
    言葉を付記して「と、私は考えている」で締めている。
  4.「世間の理解は違うようで」と、世間が誤解していると主張。
  5.それを受けて、赤木氏脳内で「誤解してる人」と「正論」との対立が展開される。
  6.J-CAST記事で取り上げられた薬害被害者団体の話と、唐突な「スモン」の話の紹介。
  7.薬害被害者団体の対応は不可解、コンビニでも対面ならOKというのはおかしい、と主張。
  8.最後に、中川氏の会見の席での失態を薬の問題に結びつけてイヤミを述べる。
この内、2.の「和漢薬」という単語、6.の「スモン」話、7.全般が「歯医者ブログ」に類似(ただし劣化あり)。
───────────(つづく)───────────