『トリック』大赤字の理由は「大量のロケ」でした。

オフィスクレッシェンドのような制作会社は、テレビ局から提示された制作予算で番組制作を受注します。
制作会社は、そのなかから監督ほかスタッフへのギャラや俳優さんたちへの出演料、
ロケーション費・編集費などを捻出し、手残り分が会社の利益となるわけです。

そして、実写ドラマはスタジオで撮影するよりも、屋外ロケで撮影するほうがずっとお金がかかります。
出演者やスタッフの移動・滞在費用、ロケバスやロケ弁代など、かかるお金はスタジオ撮影と比べ物になりません。