「…な、なぁ……とりあえず…牧も風呂入れよ…」


このままじゃ2人共風邪を引いてしまうから、と春田は牧にそう提案した。


「春田さんが洗ってくれるならそれでもいいけど」


「…えっ?! いや、む、無理…」


「じゃあ後でいいです」


牧は濡れて張り付いたシャツをもどかしそうに脱いでいく。


本来几帳面な性格の牧がボタンを鬱陶しそうに、忙しなくも乱暴に服を脱いでいく姿を見て春田は大いに焦る。


「春田さんとセックスしてから入るんで」