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「とんねるずなしのダブルスに変えてほしい」
「お前ら2人がムダ」
「うわーっ、とんねるず邪魔くせえ」とにかく事務所を挙げて資金を欲しがっていた。
今回の告発者と同じように口利き依頼を請け負った“カモ”から“タカる”がパターン化していたともいわれています。
つまりスキャンダルの火種は、まだまだクスブっているってことです」(自民党関係者)

 清島氏は神奈川・逗子市出身。国士舘大学を卒業後、02年から江田憲司衆院議員(現・維新の党)
の事務所で働き始めた。03年に江田が落,,,,

 めっぽう酒に強く、どんなに飲んでも乱れないという清島氏。永田町では「カネのにおいをかぎ分ける男」
という評判だが、藤沢市内の私鉄沿線にある自宅周辺では「子煩悩なマイホームパパ」の顔を見せていた。
「5年ほど前に引っ越してきて、お子さんは2人。上は小学校入学前の女の子、下は保育園に入ったばかりの男の子です。
土日にはラフな格好をして、よく外でお子さんと遊んでいました。奥さまは働かれているのか、
平日も保育園の送り迎えをする姿が印象に残っています」(近隣住民)

 最寄り駅から徒歩10分の住宅街で、2階建ての一軒家暮らし。
まだ幼い2人の子には“昼間のパパ”の二面性は見せられないだろう。
文春が掲載したニンマリしながら現金を受け取る清島氏の写真からは、妙に手慣れた様子がうかがえる。

「気になるのは、少なくとも醜聞発覚の20日昼から自宅はもぬけの殻であること。
家族ごと、いなくなってしまった。大和事務所にも今週に入ってからは一度も顔を出していません」(地元政界関係者)
 来月4日にTPPの署名式を控え、16年度予算成立後、通常国会も後半となる春先にはTPP論戦が本格化する
。「TPPの答弁ができるのは甘利大臣だけ」(自民党国対筋)といわれる“片腕”を失いたくない安倍首相以下、
官邸と党本部が全力で守れば守るほど、甘利大臣の“針のむしろ”の時間は長引いていく。

 過去にも親分に醜聞の責任を押し付けられて不遇な目に遭った秘書は数知れず、命を落としたケースもある。
失踪中の清島氏の身に何事もなければいいのだが……