なぜなら、アメリカでは、緊急事態以外の場合は、患者の診察を拒否できるからだ。
「無保険者の診察は赤字を増やすだけ、診察はしたくない」、というのが私立病院経営者の本音だ。
A無保険者が頼れるのは、公立病院のER(緊急救命室)である。しかし、ERの実態はある意味で悲惨だ。
「手術を担当するのは研修医であることが多く、看護士も手薄。重症でも、一日中待たされたあげく、
亡くなるケースもある。それだけ、多くの無保険者が殺到している」、これは、ニューヨーク市内の
公立病院のERで勤務したことのある医師の証言である。
B無事、治療を受けて病気や怪我が治っても、治療費の支払いが大変である。まず、治療費は、病院や
医者の“言い値”で請求されることが多い。じつは、保険会社の役割の一つに、病院や医師と交渉して
できるだけ医療費を安くする、ということがある。ところが、無保険者には、そうした“後ろ盾”が
ないために、病院や医師のいいなりにならざるをえない。
(日本では、治療費は、中央社会保険医療協議会が「診療報酬体系」として決めている。これが、
「公定価格」としての役割を果たしており、全国どこの病院でも、治療費は同じである)。
 C患者の多くは低所得者で、簡単に払えない場合が多い。医療費を支払うために、車、土地、家を
売るのが通例だ。親戚縁者にも頼み、それでも払えない場合は、自己破産を宣言する。アメリカでは、
医療費を払えないために自己破産するケースが多い

■TPPはアベノミクスを拡大強化し市民は徹底的に搾取され超絶格差と極貧に喘ぐことになるのだ■
TPPが あたかも国家間の競争であるかのような報道がなされているが
そもそも TPPの目的は国家の制約を市場から排除することなので
競争をするのは圧倒的な強者である多国籍企業と国家の庇護をなくしてしまった丸腰の市民だ
また ぼろ儲けををしている多国籍企業は巧みに税金を逃れる一方
国家は疲弊した国民を救済するため財政は火の車となり もはや連中の横暴を止める力は残っていない
そして一握りの多国籍企業がその他大勢の国家と国民から一方的に収奪するゲームが展開され
社会には貧富の格差と貧困が蔓延する
これは英国 米国 日本でリフレ