【フジ・関テレ系】
2018年7月31日(火)|22:00〜22:54(初回20分拡大)
火曜ドラマ『 健康で文化的な最低限度の生活 』

<第3話> その1
えみる(吉岡里帆)が担当する日下部家で、生活保護費の不正受給が発覚。
高校生の欣也(吉村界人)が、母・聡美(江口のりこ)に何も言わずにアルバイトをしていたのだ。
生活保護受給世帯では、役所に申告せずに稼いだバイト代は不正受給となり、全額徴収が鉄則。
何とかしたいと思ったえみるは、生活保護法第63条を適用すれば、返還額の一部が免除されるかもしれないと口にする。

しかし結局、その考えはえみるの早とちりで、ぬか喜びさせられた聡美は再び失意の底へ。
さらに、欣也が今もアルバイトを続けていることが分かり、返還額は60万円にも膨れ上がってしまっていた。
聡美は、欣也がギターやCDに大金をつぎこんだことに怒り心頭。
純粋に音楽の夢を持ち、母を気遣ってバイトしていた欣也も返還に納得がいかないと激しく怒り、ギターをたたき壊す。
日下部家は崩壊の危機を迎えてしまう。

数日後、話を聞いた京極(田中圭)が、欣也のために使わなくなった古いギターを持ってくる。
えみるはいつも厳しい上司の思わぬ優しさに感激。京極からは、それとこれとは話が別だと、改めて全額徴収を命じられるが、
えみるはこのギターが日下部家の問題に向き合う突破口にならないかと考える。