永野芽郁「半分、青い。」撮了に充実感もロスなし「ケロッと」終盤展開に衝撃「台本をお風呂に…」

鈴愛が(100円ショップ)大納言で働いて、結婚して離婚する『人生・怒涛編』(7月5日〜8月4日)の記憶がホントになくて…全く覚えていないんです。
撮影の順番もバラバラで、涼ちゃん(間宮祥太朗)とのお別れからスタートして、結婚生活をやって、
また『死んでくれ』(8月1日の第105話、映画監督の夢をあきらめ切れない涼次から“家族は邪魔になる”と離婚を切り出された鈴愛のセリフが“死んでくれ。死んでくれ、涼ちゃん。そしたら、許してあげるよ。別れてあげるよ”)って言って(笑)
展開がガックンガックンしていたので、『いらっしゃいませ〜』と言ったり、レジ打ちの練習をしたぐらいしか記憶がなくて。
それくらい、その期間が一番大変だったのですが、そこを乗り越えると意外と楽勝でした(笑)」

 ――思い出に残るシーンを教えてください。
 「(脚本の)北川(悦吏子)さんがツイッターで『神回』とつぶやかれたのがネットニュースになったりしているのを読んで『あ、きょう神回なんだ』って後から知ることも多くて。

5月1日の第26話、上京を反対されて農協内定も祖父・仙吉の口利きと分かり、鈴愛は涙)はだいぶ最初の頃に撮っているので、現場の空気もまだつかめていない中で感情を爆発させないといけない。
私がセリフを間違えたら先輩たちにやり直しをさせてしまうことになるし、私もまた泣かなきゃいけないし…と変に緊張したことを覚えています」


 ――10カ月の撮影を通して女優として引き出されたものはありますか?
 「今回の『半分、青い。』もそうですが、自分のお芝居がうまくいったと思ったことが一度もありません。
『この作品、私は最高のお芝居ができたので、見てください』って言えるくらいの女優さんになれたら、おもしろいなぁと思います」

――鈴愛の一番いいところはどこですか?
ただ、鈴愛の友達にはなれないですね(笑)。だから、菜生ちゃん(奈緒)はえらいと思います。ユーコ(清野菜名)もボクテ(志尊淳)も。私は友達の友達くらいでいいです(笑)」