1945年(昭和20年)
●8月15日
 日本、ポツダム宣言受諾、無条件降伏。正午に終戦の詔勅。第2次世界大戦終結。
●8月16日
 九州総監府が「血の純潔を保つため、婦女子を逃がせ」と各県に通報。
●8月18日
 内務省が地方長官宛に占領軍向け性的慰安施設の設置を指示。業者に積極的協力を要請。
●8月20日
 沖縄・玉城村で19歳の少女が白人兵に強姦される。後に混血児を出産。
●8月23日
 内務省が「婦女子の独り歩きは控えよ」「婦女子は人前で胸をあらわにするなどふしだらな服装をするな」などの心得を全国に通達。
●8月25日
 満州の大連で、ソ連兵に輪姦され腰が立たなくなった日本女性3人が、這いながら交番にたどり着く。

●8月26日
 東京・銀座に特殊慰安施設協会(RAA)設立。
●8月27日
 東京・大森に「小町園」開設。第1回接客婦募集。「戦後処理の国家的緊急施設、
新日本女性を求む」の広告に応募者が殺到し、1360人が採用される。警視庁、慰安婦を特別挺身部隊員と命名。

●8月28日
 連合軍先遣部隊、厚木飛行場に到着。
●8月30日
 連合軍最高司令官マッカーサー元帥、厚木到着。
●8月31日
 東京・新宿で2人の女学生(ともに17歳)が米兵の2台のジープに連れ込まれ、多摩川べりで輪姦される。

●8月
 北海道の進駐軍向け慰安婦は770人余。現職450人、残りは命令で各警察が旧娼妓の名簿から住所を調べ、
毛布や砂糖などを贈って「日本のためにもう一度体を売るよう」説得。
●各地で進駐軍兵士を恐怖する慰安婦が続出。始めにベテラン慰安婦が相手をし、若い女性はその経験を聞いてから客を取った。