『半分、青い。』が提示した
“新たな朝ドラのスタイル”は面白かったのだろうか。

これについては、約6割(57.5%)が
【新しい朝ドラのスタイルを作って面白かった】と回答。
逆に、【新しい朝ドラのスタイルだと思うが失敗した】と回答した人は
4割(42.5%)で、その差は10ポイント以上開いた。

全体で見るとこのような数字だが、
世代別で比較するとその評価は微妙に異なってくる。

【面白かった】と回答した人を比較すると、
10代、20代は6割(10代:65.2%、20代:62.9%)、
30代以上は5割(30代:56.6%、40代:56.2%、50代以上:57.1%)
という結果で、僅差ではあるものの朝
ドラのメイン視聴層よりも若者のほうが面白さを感じていたようだ。

伝統的な朝ドラの基本(家族・成長)は踏まえつつ、
仕事や成功ではなく、友情や恋愛を重視したことが、
「新しいタイプの朝ドラ感」を演出し、
10代、20代の若い視聴者がそれに反応。
一方で、古くからの朝ドラファンや
安定感のある朝ドラに慣れ親しんでいる世代にとっては、
斬新な本作に違和感を感じた人が多かった結果
ということなのかもしれない。
これらの理由から、
前出の【失敗した】という評価に行き着いた人も
少なからずいると考えられそうだ。


2018-09-29
賛否両論『半分、青い。』、視聴者の7割強が「新しい朝ドラ」を実感
https://www.oricon.co.jp/confidence/special/51864/