https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2019-03-22/2019032203_01_0.html

2019年3月22日(金)
地方自治壊す維新発「異質の悪政」
「大阪都」構想に終止符を
ダブル選 記者座談会


C 維新の狙いは、行き詰まった「大阪都」構想の実現だ。「ラストチャンス」「一度だけ」と
言っていた2015年5月の住民投票で否決されたが、どうしてもやりたい維新は、
再度の住民投票に持ち込もうと必死だ。住民投票には府・市議会での議決が必要だが
維新は過半数に満たない。

D そこで、公明党の協力を得ようとして「住民投票実施」の密約までばらして揺さぶりをかけたが、
実施時期などをめぐり決裂。ならば、維新で府・市議会とも過半数を取るために有利になると踏んで
仕掛けたのが、統一地方選にぶつけた知事・大阪市長ダブル選だ。

B 松井氏に「裏切られた」といわれている公明党の北側一雄副代表が「党利党略」「大義ない」
「住民不在」と維新を痛烈に批判したのが印象的だった。