趣味嗜好
「夜飲まないと眠れない」ほどの紅茶通[注 12] で、カップに紅茶を注ぐ時にポットを高く引き上げて戻すという独特な注ぎ方をする[注 13]。
また遠方に行く際に紅茶セットを持参して来たこともある(劇場版III、S.14-10など)。ワサビ多めのお茶漬けを好み、
苦手なものは梅干しと酢豚のパイナップル(S.4-12)。
趣味はチェスや落語、クラシックやレコード鑑賞など。特に落語は同じ趣味を持つ米沢と話が盛り上がり、
落語のカセットテープやCDを融通し合い、いつも世話になっている彼にお礼の気持ちとして高座のチケットをプレゼントすることもある。
中学時代には推理小説を執筆していたこともあり(S.4-8)、現在でも小説を執筆する場面がある(S.12-13)。
幽霊や超能力を否定せずに深い関心を寄せており、心霊現象が絡んだ事件の際には嬉々として捜査に参加する。
自身は幽霊を実際に目撃した経験がないことを悔しがっているが、本人はそうと知らずに幽霊の少女と接したことがある(S.11-18)。

特技
総じて手先が器用で、ピアノの演奏(S.3-15)やリンゴの皮剥き(S.4-18)に始まり、焼き物の成型(S.14-18)、
携帯メールや電卓の操作も滑らかにこなせる(S.4-19、S.10-4、S.11-6)他、ピッキングの技術も有している(S.11-1)。
また剣道(S.5-7)や護身術の心得があり、体格差があったり複数人相手でも難なく渡り合える程の腕前。車での移動の際には基本的には、
相棒に運転を任せているものの運転技術は高く、S.11より愛車のフィガロ[7][注 14] の助手席に享や亘を乗せて自らハンドルを握るようになった。
分野を問わず様々な知識に精通している。数学、化学、物理学、哲学などの教養的学問をはじめ、英語をはじめとした複数の外国語、
ワイン(S.5-9)やマジック(S.8-13)、方言(S.6-10)、点字の解読(S.15-15)等の知識も有している。
記憶力も優れており、一瞬の内に電話番号やナンバープレートを記憶したり(S.3-9、S.8-1等)、事件の供述調書を諳んじたこともある(S.16-2)。
恋愛や女性の機敏を察することは不得手[注 15] で、時にはデリカシーのない発言をズバズバと言ってしまうこともある(S.11-17)。
その他にも「理屈の通じない」子供の尾行に苦手意識を持っている様子(S.14-7)。