>>891
この考察もなるほどと思った


叫び、暴れ、涙と鼻水を垂らしながら泣き崩れる川栄李奈の爆演に圧倒された第2話だった(それを受け止めた永野芽郁、菅田将暉もすごい)。
見ながら思ったのは、このドラマの人気は、若手俳優たちが喜怒哀楽(without喜)を思いっきり表現しているからなんじゃないだろうか、ということだ。
エンディング映像で表現されているように、若者は空気を読みつつ、自分の感情を隠し、平穏無事に暮らしている。
本音や攻撃性をむき出しにできるのはSNSの鍵アカぐらいである。

おじさんたちは『半沢直樹』に代表される一連の池井戸潤原作のドラマで本音を絶叫するカタルシスをたっぷり味わったが、
若者たちがそうやって演技するドラマや映画はほとんどなかったように思う。
現代の若者が感情を解放するには、このドラマのように特殊な設定が必要なのかもしれない。