冠城亘(かぶらぎ わ冠城亘(かぶらぎ わたる) 演 - 反町隆史(S.14-1〜)
紆余曲折を経て特命係に配属された四代目相棒。元法務省のエリート官僚という異色の経歴を持つ。
亀山薫は「亀」、神戸尊は「ソン」、甲斐享は「カイト」というあだ名があるのに対し、唯一あだ名がない。
また、前任の3人の名字は地名が由来しているのに対し、唯一名字が地名ではない。また、薫に次いで、特命係への在籍期間が長い。

階級 巡査

人物
1975年2月9日生まれ、東京都港区北麻布に在住。1997年に早慶大学法学部法律学科を卒業し、法務省に入省。
「現場に興味がある」との理由から、出向先に通例となっている警察庁ではなく警視庁を希望し、
人事交流の名目で警視庁警務部付に出向したが、警視庁内ではその存在を持て余され、
右京の無期限停職処分を受け空き部屋となった特命係で暇をつぶす日々を送っていた。 
刑務所内で殺人事件が発生した際には日下部の命を受けオブザーバーとして捜査に参加し、旅行から帰国した右京と出会う。
共に事件の捜査を進める中で右京に興味を持ち、事件解決後は法務省復帰の打診を断り警視庁に留まった(S.14-1)。
その後も「同居人」として様々な事件の捜査に加わり、右京と共に解決に導いていった。
その後ある事件で、裁判所の令状発行を阻止する「捜査妨害」を行なっていた(S.14-15)事が警察上層部に発覚し、
法務省への帰任及び地方転勤を命じられる可能性が高くなる。結局日下部から天下り先の斡旋を受け(S.14-最終話)、
ノンキャリアとして警視庁に入庁。警察学校での研修後、本庁勤務となるが、   
「捜査部署への配属は一切認めない」という報復人事により社美彌子が課長を務める総務部広報課に配属された(S.15-1)。
広報課でも大した仕事が与えられることはなく暇を持て余す日々を送っていたが、日下部から美彌子の監視という密命を受けると、
それを逆手にとって美彌子に直談判し最終的には美彌子の依頼を受けた峯秋の根回しにより念願の特命係に配属された(S.15-1)。
法務省時代には、「赤いカナリア
それを逆手にとって美彌子に直談とが明かされている。