長野市などで10代から60代の男女合わせて14人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認され、県内で感染が確認された人は合わせて606人となりました。

県と長野市によりますと、新たに感染が確認されたのは、長野市で8人、伊那市で2人、小諸市と千曲市、それに南箕輪村と川上村でそれぞれ1人の合わせて14人です。
このうち、小諸市の60代の女性は酸素投与が必要な中等症で、そのほか13人は軽症か無症状だということです。
また、感染が確認された14人のうち、8人がこれまで感染が確認された人の濃厚接触者で、川上村の50代の女性は発症前の2週間以内に首都圏への往来歴のほか、県外の感染者と接触歴があったということです。
一方、長野市の20代の男性と50代の女性、伊那市の20代と60代の男性2人、それに小諸市の60代の女性1人の合わせて5人は感染経路が分かっていないということです。
県内で感染が確認された人は合わせて606人となり、このうち6人が死亡しています。
【市内の小中学校2校を休校に】
また、長野市教育委員会は市内の小学校と中学校の2校について、学校関係者それぞれ1人の感染が確認されたことから、消毒や濃厚接触者の調査のため、23日から休校すると発表しました。