【アブサン】
角砂糖に火をつけて解けたものを混ぜる幻想的な飲み方をし「グリーンの詩神・聖女のためいき・ 妖精の囁き」と称される。アブサンが禁止されていた時代には小説の中で「禁断の酒・魔酒・飲むマリフ〇ナ」とまで表現されています

今でこそ解禁されていますがこのお酒に含まれるツヨン成分は強い神経、毒性、昏睡、不安感、 めまい、幻覚、異常行動などを発生する成分のアブサンが原因で凄惨な事件が起きたことでアブサンは禁酒となった。ニガヨモギの学術名はabsinthium (ラテン語)、英語の「absence (アブセンス) 」の語源となっており意味は「不在」フランス語でも「存在しない」という意味になります。実はアブサンの主原料・ニガヨモギの花言葉は「不在」「離別と恋の悲しみ」「苛酷」
アブサンの愛好者であり中毒者として有名なのは詩人のヴェルレーヌや画家のゴッホ、ロートレック。画家のアルベール・メニャンは作品「緑色のミューズ(Albert MAIGNAN,La muse verte) 」でアブサンを飲用して緑色の妖精を見ている男の姿を描いています。