>>103

>あけすけな狙った感じがないのが好感が持てます。カムカムは大阪編までは素晴らしかった。
>ひなた編から失速気味で、安子のネタバラシに躍起になっていて内容が入って来なかった。

ふーん、永遠に言い続けるんだろうが、この連中が失速の中身を述べることはない
ちびひなたの仕込み(時代劇ヲタ、英語挫折)から始まったひなた編
ひなたは映画村に就職して虚無蔵から教えを受け、さらに平川と出会った岡山の奇跡によって遂に英語に覚醒、
映画村通訳として活躍し始めたところにアニー安子が現れた
ひなたの成長譚は、一見一つも安子と繋がるところはなく、あくまでもひなたの「私(と母るい)の物語」が
時代劇と英語を基軸に積み重ねられてていった
終わってみればひなた編全体が文字通り表に現れない「伏線」と呼べるものであったけれど、それは伏線回収に汲々
どころか、一つ一つのエピのナチュラルな展開(ラストから逆算ではなく、エピからエピが泉のように湧出
~算太のラストダンスから最重要週となった20週の流れを見よ!)と、広げたピースをを統合収斂しながら
緻密に畳む過程であった(ジャズ、映画、ラジオ、野球その他すべてが再会へ向けて連結された)
そして振り返れば、be delicious によって決定的になる以前からアニー=安子であることは順を追って
明瞭に提示されており、ネタバラシに躍起になったなど笑止千万な法螺話にすぎない(自然に分かる仕掛け)
最終盤の怒涛のジェットコースター展開に、内容が頭に入ってこなかった自分の脳力を嘆くのが先決だろう
なお、拙者もアニー非安子説の呪縛に囚われて、その辺りを初見では素直に受け入れることができず、
脳力不足を露呈してしまった、。ー
しかし、アニーの正体云々でサスペンス風に盛り上がったのはあくまで最終盤であり、それ以前から失速していた
というのならば、内容が頭に入ってこなかったのは安子とは関係ないだろうに
これらは「ひなたによる安子とるいの再会と和解」を準備する壮大な仕込みであったが、それに気づくのは
全部終わらないと難しい(三つのヒロイン物語が最後一つになった所以)
しかし、ひなたの成長譚自体にややこしさや難解さはなく、内容が入ってこなかったとすれば、失礼ながら
ふつうの朝ドラも毎回混乱してしまうだろう