ETA2801系(ETA2824、ETA2836、セリタSW200)
汎用ムーブとして90年代以降の機械式ブームを支えたけど
供給制限によってETA側のムーブはプレミア感を押し出して高騰、中身同じセリタ側は格下扱いされてる
もともとは20米ドル程度で売られていたムーブなんだが・・・
ひとくちにETAといってもグレードがありポン載せはスタンダードがほとんどで日差+30〜-10秒くらい当たり前と思っていい
スタンダードより上なのがエラボレートでこれが±15秒、トップグレードのみクロノメーター仕様
ETA2824 高さ4.6mm 幅25.60mm パワーリザーブ38時間

Miyota9015(Miyota90S5)
打倒ETA2824として開発された汎用ムーブ、ザ・シチズンのCal910のベースにもなった
ETA2824より薄型にしパワーリザーブを増やしてETAからの代替を狙ったものの
スウォッチ・リシュモン以外の独立系しか採用してない状況だが機械としての完成度は驚くほど高い
ノーマル公称スペックはETA2824スタンダードと同じ日差+30〜-10秒となっているものの
実際のスペックはエラボレート以上はありポン載せでも±10秒程度だと思っていい
難点はローター音が五月蝿いことだけ

Miyota9015 高さ3.9mm 幅25.60mm パワーリザーブ42時間