【Botswana】 ボツワナ共和国 Part.1 【ツワナ人】
ボツワナ共和国 (the Republic of Botswana / Lefatshe la Botswana) 総合スレ
ダイヤモンド鉱床を数多く抱え、ダイヤモンドの輸出が堅調な経済を支えており、
国債の格付けは、南アフリカを差し置いて、アフリカ大陸内でのトップの常連で、
1966年の独立以来、安定した民主主義体制が続いているボツワナ共和国。
イギリス保護領時代の旧ベチュアナランドや、本国ボツワナよりもツワナ人が
多く住んでいる南アフリカ共和国のツワナ人社会などについても語りましょう! 伝統的な政治と社会秩序: 民主主義と協議会の伝統
ttp://www.botswanaembassy.or.jp/japanese/culture/index2_1.html
ボツワナ社会の「生活様式」は、協議会と民主主義の実践において確立された信念です。
この「生活様式」は、セツワナのことわざ“戦争の最高形態は対話である(ウトワ コロ ケヤ
モロモ:ntwa kgolo ke molomo)”に要約されます。対立的見解に対しての寛容さは長い間に
確立された伝統で、植民地時代以前からあります。そして、話し合いはいくらやっても決して
やり過ぎはないと一般 に考えられています。この特質は、今日のボツワナがなぜ世界で
最も民主的な国のひとつであるかを表わしています。
信仰、価値観、風習: モレロ(Morero: 話し合いと合意形成)
http://www.botswanaembassy.or.jp/japanese/culture/index3.html
ツワナの人々は、社会における話し合いの大切さを固く信じています。個人同士、家族、
地域社会でのモレロ(話し合い)は、合意を形成し、それを持続させる力をもち、とても貴重な
財産と考えられています。
国家レベルでは、大統領を含め公務員や政治家は、常に国中を旅行し、各種政府事業や
国家的課題、地域的問題について普通 の人々に意見を聞いてまわります。このやり方により、
国家の意思決定過程から疎外されていると感じている人はほとんどいません。
話し合いをしないと、自分たちは当てにされていない、劣っている、家族の中では話し合う
価値もない人間だと間接的に言っていると解釈され、否定的な反応を引き起こしかねません。
話し合いには時間がかかりますが、話し合いがもたらす合意は、家庭内でも社会全体としても
大きな調和を創出します。 ボツワナの近代的政治制度は、モレロの文化から多大な恩恵を
得ています。 10年くらい前、ムーディーズの国債の格付けが、日本よりも上回った国だね。
格付け会社なんてあまりアテにならんが、それなりに安定した国なのだろう。