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【Morocco】 モロッコ王国 Part.1 【Maroc】
0001人類発祥の名無しさん
垢版 |
2012/03/23(金) 02:15:09.38ID:4STMsTOk
モロッコ王国 (the Kingdom of Morocco / le Royaume du Maroc) 総合スレ


日本の皇太子殿下徳仁親王よりも若い国王、ムハンマド6世(モハメッド6世)陛下が
統べる国、モロッコ。第二次世界大戦後の昭和31(1956)年に独立し、独立当初から
日本とは友好関係を保っている。モロッコ最大の都市であるカサブランカも有名だ。

冷戦時代には反共政策で西側諸国と協調し、南部3区の強奪を企てるテロリスト集団を
取り締まり、また、平成13(2001)年の9/11アメリカ同時多発テロ以後は、それまで蓄積
してきたテロリストの情報やテロ対策のノウハウを、アメリカの情報機関と共有するなど、
アメリカの対テロ戦争に協力しており、独立して以来、親米の君主国であり続けている。

平成23(2011)年7月には、憲法が改正され、それまでアラビア語のみだった公用語に
ベルベル語が新たに加えられ、また、議会の権限も強化された。

北アフリカで唯一となった王国を巧みな外交で維持している、モロッコについて語ろう!
0013人類発祥の名無しさん
垢版 |
2012/03/31(土) 16:36:42.21ID:UeamkZ4F
§モロッコの伝統的な統治体制、およびモロッコと西サハラ地域の不可分性

日本が徳川家綱の治世下にあった万治3(1660)年、モロッコの統治者としての
地位を確立したアラウィー朝は、部族ごとに国民を統治する政策を取ってきた。

国王を「信徒たちの指揮官」アミール・アル=ムウミニーン (Amir al-Mu'minin)
として承認し、国王に対して忠誠を誓う約束のことを、バイア (Bay'ah) と呼び、
アラウィー朝は、代替わりする度に各部族のバイアを書面で記録させている。

上記のバイアの有無に加え、税金を納めているか否かで、地域を区分できる。

 1. ビラード・マフザン/ビラードゥ・ル=マフザン (Bilad al-Makhzan)
   国王と中央政府を承認し、かつ、中央に対して納税している地域のこと。

 2. ビラード・スィーバ/ビラードゥ・ッ=スィーバ (Bilad as-Sibah / Bilad al-Sibah)
   国王と中央政府を承認しているが、中央に対して納税しない地域のこと。

 3. ビラード・フィトナ/ビラードゥ・ル=フィトナ (Bilad al-Fitnah)
   国王と中央政府を承認せず、かつ、中央に対して納税しない地域のこと。

 支配力の強い順に、1. > 2. >3. となる。尚、「君主と中央政府を承認して
 いないが、中央に対して納税している地域」は存在せず、また、用語もない。

西サハラと呼ばれる南部3区の地域は、アラウィー朝の国威が衰えた時代に
納税を拒否することもあったが、一貫して国王に対するバイアを表明しており、
歴史的な正統性で見れば、モロッコと西サハラは不可分であると言う他ない。

しかし、ポリサリオ戦線 (el Frente Polisario) は、モロッコの弱体化を狙う隣国
アルジェリアの支援を受け、また、北アフリカ諸国の政権転覆を企てる国際テロ
組織 AQIM (Al-Qaeda Organization in the Islamic Maghreb) とさえも手を結び、
まさに文字通り、目的のためには手段を選ばず、南部3区の強奪を企てている。
001413
垢版 |
2012/03/31(土) 16:37:46.60ID:UeamkZ4F
〜アラビア語の用語解説〜

アミール・アル=ムウミニーン (Amir al-Mu'minin)、アミール (Amir)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%AB

ビラード (bilad) は、「国」、「町」、「村」、「土地」などを意味するアラビア語
バラド (balad) の複数形。

マフザン (makhzan) は、「倉庫」や「管理受託者」という意味のアラビア語で、
特にモロッコでは、王族や政府高官をアル=マフザン (al-Makhzan) と呼ぶ。
〔ちなみに、複数形はマハーズィン (makhazin) で、英語 magazine の語源。〕

フィトナ (fitnah) は、「内戦」、「反乱」や「無秩序状態」を意味するアラビア語。
0015人類発祥の名無しさん
垢版 |
2012/04/01(日) 02:10:38.98ID:Tq09s9q4
〜西サハラ問題に関する参考リンク〜

日本モロッコ研究センター (The Japanese Center for Moroccan Studies, JCMS)
http://japan-morocco.org/

協議による西サハラ問題解決への新たな希望 西サハラをめぐる紛争と新たな文脈
(ITEAS-Tokyo Series on Conflict & Crisis Management): ITEAS「紛争と危機管理」研究班
http://www.amazon.co.jp/dp/4434119508/
├序文〜第二章     http://japan-morocco.org/images/Introduction-contents_1-2chapters.pdf
├第三章〜第五章   http://japan-morocco.org/images/Chapter_3-5.pdf
└第六章〜参考資料 http://japan-morocco.org/images/chapter_6-annex.pdf
 ※ 日本モロッコ研究センター (JCSM) の公式サイトに、全内容が掲載されている。

サハラ問題の平和的解決に向けて
http://japan-morocco.org/images/r.pdf

サハラ地方のための自治法令を協議するためのモロッコによるイニシアティブの全文
http://japan-morocco.org/images/Project.pdf


西サハラ: モロッコにおけるアラン・ジュペ外相の支援
(Sahara Occidental : soutient d'Alain Juppé au Maroc)
http://biladi.ma/1118702-sahara-occidental-soutient-d-alain-juppe-au-maroc.html

サハラ・フランス関係: 西サハラ自治案は、全ての利害関係者に対して素晴らしい解決を提示する
(Sahara-France : Le plan d'autonomie offre une sortie honorable à tous les protagonistes)
http://www.plan-autonomie.com/index.php?view=article&id=315
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