FDA 青森─名古屋 春から1日3往復に増 日航・青森─大阪 8月4往復に
2015年01月22日(木) 4頁 経済1

航空各社は21日、2015年度上期(3月29日〜10月24日)の運航計画を発表した。
フジドリームエアラインズ(FDA)は、現在1日2往復の青森─名古屋線を1日3往復に増便する。
これまで同線の3往復運航は7〜10月だけだったが、今年は春からに期間が拡大する。
FDA担当者は「これまでの実績から春も十分な需要があると判断し、お客さまの利便性向上も考慮した」と説明。
現在の朝、夜の運航に加え、昼の便が新設される。15年度下期も3往復運航を続けるかは未定という。

一方、日本航空は8月の1カ月間、青森─大阪(伊丹)線を1日4往復に1往復増便する。
利用率が83・8%と好調だった昨年8月の実績から判断した。大阪線は全日本空輸の便と合わせ、8月は7往復となる。
日航の大阪線は、濃霧時に効果を発揮する高機能計器着陸装置「カテゴリー3」の運用を6月ごろに始める予定。
このほか日航は、青森─東京線に新座席の機体「JAL SKY NEXT」を順次投入する。
従来の普通席に比べ膝回りのスペースが約5センチ広くなり、機内で無線LANサービス「WiFi(ワイファイ)」(有料)を
利用できるのが特徴。10月末までに東京線1日6往復全てが新座席に切り替わる計画だという。
全日空の青森─大阪線、青森─札幌(新千歳)線は引き続き1日3往復運航する。三沢空港発着路線は便数に変更ない。(古川靖隆)