2017年1月11日(水)
青森−ソウル線 3月から機体大型化


 大韓航空は、今年3月26日〜10月28日の夏期運航スケジュールの間、青森−ソウル(仁川)線に使用する航空機を
現行のボーイング737−800型(138席)から、同737−900ER型(159席)に大型化する。2016年の年間利用率が
過去最高の74.6%を記録するなど、好調な利用状況が続いていることを踏まえ対応する。

 11日、済州(チェジュ)特別自治道(韓国)に向かう青森県の「交流推進等ミッション団」(団長・三村申吾知事)の
出発式が青森空港で開かれ、席上、大韓航空の李相勲・青森支店長が明らかにした。

 ソウル線は16年、一部の便で座席不足を生じたこともあったという。好調な流れは「当面続く」(李支店長)と
みており、大型化により、利用客の確実な取り込みを目指す。

 李支店長は取材に対し「海外から日本に観光客が押し寄せているが、東北は若干出遅れている。非常に可能性のある
地域なので、県や関係者の皆さまとしっかり連携し、さらに多くのお客さまに青森にお越しいただきたい」と話した。

 三村知事は取材に、今回、ミッション団として大韓航空本社を訪問する際に「(週)3往復を4往復に戻すといった
営業をしてきたいと思っている」と述べた。ソウル線は1995年に就航。週4往復の時期もあったが、12年10月からは
3往復で運航している。