ようやく羽田〜但馬開設か??


兵庫・但馬空港、滑走路延長へ 1200mから2000m級に
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191207-00000000-kobenext-soci

兵庫県の井戸敏三知事は6日の県議会本会議などで、プロペラ機しか発着できない但馬空港(豊岡市)の滑走路(1200メートル)を延長する方針を明らかにした。ジェット機が就航可能な2千メートル級に延ばし、
羽田直行便やアジアへの国際便就航、格安航空会社(LCC)の誘致を視野に入れる。来年1月に有識者や地元代表者らでつくる懇話会を設置し、年末までに機能強化の内容を検討する。

 同空港は1994年に開港。現在、但馬−大阪(伊丹)間で1日2往復、運航している。座席数48席の新型機を導入した2018年度は過去最多の4万2220人の利用客を記録した。

 ただ、同じ日本海側にある近隣空港と年間利用客を比べると、鳥取空港が41万人、米子空港が69万人、出雲空港は100万人と大きく水をあけられている。

 今年3月の航空法施行規則改正で、27年3月までに滑走路外側の安全区域を100メートル拡張する必要性が生じた。県はこれを機に滑走路の延長を検討。
井戸知事は「(他の3空港と同様に)ジェット機の発着を可能にすることや、羽田便など多彩な路線展開が必要」と理由を述べた。

 滑走路が2千メートル級になれば、160人乗りのジェット機が就航可能となり、悲願だった羽田直行便の実現性が高まる。韓国や台湾など近距離アジア圏をつなぐ航路も現実味を帯びる。
懇話会では国際化の可能性やLCCの誘致、需要見込みのほか、費用対効果などを加味して検討する方針。

 井戸知事は「鳥取、米子、出雲空港は開港後10〜20年の間隔で数回滑走路を延長している。25年を経過した但馬空港も機能強化に取り組みたい」と強調した。

 自民党の春名哲夫県議(宍粟市選出)の代表質問に対し井戸知事が答えた。