ANA、A380は「500席超」 成田−ホノルル19年就航
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全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)の片野坂真哉社長は、2019年春に就航させる総2階建ての超大型機エアバスA380型機について、座席数は「500席を少し超えたところが有力」と語った。

ANAHDはA380の新造機を3機発注済みで、全機を成田−ホノルル線に投入。
エンジンはロールス・ロイス製トレント900を選定した。
「空飛ぶウミガメ」の意味を持つ「FLYING HONU(フライング・ホヌ)」と名付け、全機が特別塗装となる。

A380のメーカー標準座席数は、4クラス544席。
片野坂社長は、これまでA380の座席数について「500席から600席」としてきたが、500席超となる見込み。
当初計画通り、ファーストクラスを設ける。
ANAグループは、日本で初めてA380を運航する航空会社となる。

ANAのハワイ路線は、成田−ホノルル線が1日2往復と、羽田−ホノルル線が1日1往復の計3往復。
このほかに、北米路線で共同事業(JV)を展開しているユナイテッド航空(UAL/UA)の成田−ホノルル線(1日1往復)とコードシェアを行っている。

A380の就航により旅客数が大幅に増えることから、ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港(旧称ホノルル国際空港)には、ラウンジを新設する。