2020年10月24日
IBEX、成田撤退 18年半に幕、小松は16年

夏ダイヤ最終日の10月24日、成田空港と小松空港を発着する5路線の運航を終了し、両空港から撤退した。成田は就航から18年6カ月、小松は約16年での撤退となった。
冬ダイヤが始まる翌25日には鹿児島2路線を開設し同空港への乗り入れを開始する。

IBEXは2002年4月18日に成田−仙台と札幌(新千歳)、伊丹の3路線を開設し、成田へ就航。成田路線が最も多かった2004年には広島と小松を含めた5都市から乗り入れていた。
その後、伊丹は2009年3月31日まで札幌は2010年6月30日まで運航し、2路線を運休した。
撤退前は仙台と広島、小松の3路線を1日1往復ずつ運航していたが
中国から拡散した新型コロナウイルス感染症の影響により3路線とも4月8日を最後に運休となっていた。

仙台を拠点とするIBEXは、夏ダイヤでは成田と小松を含め12空港に乗り入れ
通常時は国内19路線を1日あたり30往復運航。いずれも全日本空輸とコードシェアを実施している。
冬ダイヤでは鹿児島を含め11空港に乗り入れ、15路線を1日あたり30往復運航する。
機材は旧ボンバルディアCRJ700型機(1クラス70席)を10機運航している。