>>986-987
GBASが普及すれば現在の飛行ルートを複線化し、A滑走路に着陸する従来どおりの外回りのルートに加え、
B滑走路に着陸する内回りのルートを設定することが可能でしょう

その場合、問題は二点。
・旋回時に衝突する可能性を低減するにはどうすればいいか
・GBASに対応していない機体との混在にどう対処するか

まず、GBASの特徴として、着陸地点を滑走路の任意の地点に設定できること、そして、短距離で高度を下げる
ことが可能なこと、がある
大阪湾内において二機一組で旋回させるとして、衝突の可能性を低減するには水平方向と垂直方向に十分な
距離を取るしかないわけだが、幸い関空のB滑走路は4000mと長いので、B滑走路の奥を着陸地点に設定し、
短距離で高度を下げるようルートを設定すれば、内周ルートの機体は外周ルートの機体に対して常に高高度を
取ることが可能となり、これにより垂直方向に衝突回避に十分な間隔を取ることが可能になる
また、水平方向については、内周ルートの機体が外周ルートの機体に対して常に先行するようスタッガード状の
隊形を取れば、旋回時に航路が交差することがなくなるので、衝突の可能性は低減されると思われる
で、こういった運用を可能にする条件はただ一つ、内周ルートの機体がGBASに対応していることだけ
したがって、GBAS対応機が増えるにしたがって関空の容量は増え、計算上、GBAS対応機が過半数を超えれば、
関空の容量は40万回程度になるように思いますがw 素人目にはですけど