外国人観光客17年95%増 北九州市、過去最高68万人 /
https://mainichi.jp/articles/20180425/ddl/k40/020/475000c
 北九州市は24日、2017年に同市を訪れた外国人観光客数が前年比95・4%増の68・2万人
で過去最高となったと発表した。外国人観光客の増加は6年連続という。
 市によると、外国人観光客の主な内訳は韓国33・1万人▽台湾16・8万人▽中国13・4万人
−−など。このうち約半数を占める韓国は前年比147%増で、16年に韓国の格安航空会社が北九州と
、ソウルや釜山を結ぶ直行便を開設した影響が大きいという。
 また、観光客は全体の2割程度にとどまるものの、前年比185%増になったのは中国。背景には、
北九州港に入港するクルーズ船が16年の9回から34回に大幅増となったことがある。
 市の担当者は「小倉城や門司港レトロ地区など福岡市にはない魅力を発信し、新鮮な魚介類など食も
充実させて宿泊客やリピーターを増やせるような取り組みをしたい」と語った。【下原知広】〔北九州版〕