見出しだけでも比べると違いがよく分かる

静岡空港、17年度搭乗者数9.6%増 目標70万人は届かず

静岡県が12日にまとめた静岡空港の利用状況によると、2017年度の搭乗者数は
16年度比9.6%増の67万46人だった。国内線、国際線とも好調で、09年度の開
港以来2番目となったが、17年度までの県総合計画で目標に掲げていた70万人
には届かなかった。

国内線は12.1%増の37万5322人で、全路線で過去最高となった。フジドリーム
エアラインズ(FDA、静岡市)は夏ダイヤの札幌線をすべて丘珠空港発着と
して毎日運航し、利便性の向上で搭乗者数を伸ばした。全日本空輸の新千歳線
も札幌発の旅行客を獲得し好調を維持した。

国際線は6.6%増の29万4724人だった。中国路線の便数が一時増えた15年度に
次いで過去2番目。16〜17年度にかけて6便減ったが、現行路線は好調に推移
した。県と友好提携35周年を迎えた中国・浙江省との杭州線は5万6744人と過
去最高を更新した。

静岡空港は19年4月1日からの民営化が決まっている。県空港利用促進課は
18年度に70万人達成を目指している。18年3月は8.9%増の6万2878人、3月
としては過去最高だった。
ttps://www.nikkei.com/article/DGXMZO29326110S8A410C1L61000/

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静岡空港搭乗者67万人 国内線、全路線で最高記録

静岡県が12日に発表した静岡空港の2017年度の利用状況によると、国内
線と国際線を合わせた搭乗者数は16年度に比べて5万8685人(9・6%
)増加し、67万46人だった。開港以来最多となった15年度の69万86
52人に次いで過去2番目。国内線の搭乗者数は全路線で過去最高を記録した
が、国際線は中国路線の利用者が減少し、県が目標とする年間70万人には届
かなかった。

国内線の搭乗者数は前年度比12・1%増の37万5322人。札幌地区路線
はフジドリームエアラインズ(FDA)が夏ダイヤで新千歳線を丘珠線に統合
して毎日運航したことから搭乗者数が伸長。福岡線はビジネス利用のほか、長
崎への企画募集型旅行が好調を維持。沖縄線は早期割引が好調で全体需要の底
上げに貢献した。

国際線は前年度比6・6%増の29万4724人。中国路線は県と浙江省の友
好提携35周年を銘打った旅行商品が好調で、杭州路線は過去最高を記録した
が、路線減の影響で合計の搭乗者数は減少した。ソウル線は増便効果で前年度
から約3万人の大幅増となった。

県空港利用促進課は年間搭乗者数70万人の達成に向けて既存路線の維持、拡
大と新規路線の誘致を図る。新規就航した出雲線は観光など多様な交流を促し、
年間搭乗率65%、搭乗者数4万人の実現を目指す。
ttp://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/478436.html