「週2往復」とは撤退寸前の危機的状態
そして運休という名の撤退はある日突然通知される

静岡もCIの台北線がまさにその危機に直面していると言える
搭乗率や利用客数は好調だと主張しても航空会社側は容赦ない
10月下旬からの冬ダイヤでどうなることやら…


宮崎)10月から宮崎―香港線運休 知事「驚き残念」

県は3日、香港航空が運航する宮崎―香港線が10月28日以降、運休すると
発表した。再開のめどは立っておらず、廃線となる可能性が高いという。理由
について香港航空は「収支が赤字で、営業戦略の調整のため」と説明している。

7月31日に香港航空から県へ連絡があった。同路線は2015年3月に就航。
水曜と土曜の週2回往復していた。利用者数は徐々に増えて昨年度は約2万6
千人、搭乗率も72・5%と15年度から約7ポイント増えた。利用者は外国
人が9割を占め、県内ではインバウンド(訪日外国人旅行者)効果が期待され
ていた。

冬ダイヤに移行する10月28日から運休し、宮崎発の国際線はソウル、台北
の2路線に減る。運休後の日程予約者には香港航空が何らかの対応をするとい
う。河野俊嗣知事は「驚きと共に残念。他の航空会社の誘致活動をし、香港線
の早期運航を目指す」とコメントしている。
ttps://www.asahi.com/articles/ASL835JM9L83TNAB00N.html