全日空のパリ支店長が、出張で移動中の機内で酒に酔い、乗客にけがをさせたとして懲戒解雇された。
懲戒解雇されたのは、全日空の杉野健治パリ支店長(52)。
全日空によると、杉野支店長は10月2日、パリ発羽田行きの自社便のビジネスクラスに搭乗中、酒に酔って隣の席の50代の女性にけがをさせたという。

女性は頸椎(けいつい)捻挫で、全治2〜3日と診断された。
杉野支店長は、出発から4時間半の間にワインを6杯飲んでいたという。
全日空は「心よりおわび申し上げます」とコメントし、会長、社長の役員報酬を減額するとともに、グループ社員の空港ラウンジや、機内での飲酒を当面禁止するとしている。

2018年10月5日 午後5:09
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