>>89
問題の本質は、地形面、騒音面で制約が多く、伸び代がない伊丹が貴重な空域を浪費してることですけどね
しかも一番美味しい部分を独占してるw なので、関空や神戸は少なからず遠回りを強いられてたりする
で、引用部分は、茨城大学准教授 平田輝満先生の講演録からの抜粋だと思いますが、関空の飛行ルートを
これまで通り大阪湾内に限定するならという条件付きで、平田先生は、GBASなら直線区間を短縮できるので、
関空はGBASを積極的に導入すべき、というご意見ですね
アメリカのテストケースでは、ILSでは通常7〜10nm必要な直線区間をGBASにより4.1nm(7.4km)に短縮することに
成功しているようです
注目すべきは、日本において電子航法研究所が導入しようとしている次世代SBAS(L5 SBAS)でしょう
これは非静止衛星のみちびきを航法衛星として利用しようという野心的な試みですが、これが実現すると、曲線精密
進入を担うRNP-ARの精度が飛躍的に向上するので、直線区間をほぼ省略できるかも知れない

次世代SBASのためのエフェメリスメッセージ
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ipntj/9/1/9_1/_pdf