新潟空港利用客116万6千人 18年度 LCCが追い風

新潟空港の2018年度の利用客が11年ぶりに110万人を超え、116万
6千人に達したことが4月24日、県のまとめで分かった。本県初となる格安
航空会社(LCC)の国内線新規就航や、好調なインバウンド(訪日観光客)
需要の増加が追い風となり、県が当面の目標とする135万人達成に向け、弾
みがついた。

県によると、全体の利用客数は116万6654人(前年度比14万3998
人増)で、国内線は103万334人(同12万180人増)、国際線は13
万6320人(同2万3818人増)となった。

新潟空港の利用客数は中越地震で上越新幹線が不通になり、臨時に羽田線がで
きた04年度の約145万人をピークに減少傾向が続き、近年は100万人前
後で推移していた。今回、国内線は06年度以来の100万人超えを達成し、
国際線も06年度以来、12年ぶりに利用客数が増加に転じた。

要因として、国内線では18年3月に本県初のLCCとなるピーチ・アビエー
ションの新潟−大阪(関西空港)線就航がある。大阪線(伊丹・関西両空港の
合算)は56万7886人(前年度比11万571人増)と国内定期線の中で
最も伸びた。

国際線も国内全体で好調なインバウンド需要を背景に、全定期路線で前年度の
実績を上回った。中でもハルビン線は増便などの影響で、3万8904人(同
1万4453人増)と大幅な増加となった。

県の「路線ネットワーク戦略」では20年度までに新潟空港の利用客数を13
5万人とする目標を掲げている。県などでつくる「新潟空港アクセス改善協議
会」も空港の利用客が135万人に増えたら、空港への鉄道乗り入れの議論を
再度行う方針をまとめている。

県は今後、新規国際線の定期・チャーター便の誘致に向けたセールスや、新潟
空港からの2次交通を充実させ、さらなる利用客増を狙う。花角英世知事は2
4日の定例会見で「着実に空港の活性化が進んでいて、うれしい。さらなる増
便や空港の利便性を高める努力を続けたい」と話した。
ttps://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20190507467390.html

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年間300万人の利用があっても「JRが協力する筈もない」と軌道系アクセスに
関して極めて現実的な判断をした>>473の広島空港、そして更に利用者が増え
てから鉄道乗り入れの議論を再開させると決めたこの新潟空港

一方70万人やっと越えたばかりなのに、新駅とバカの一つ覚えで叫び続ける
知事はじめとする県庁の奴らって…